Cafe'Tec Yagiyu

のんびり気ままに技術進捗

MakerFaireTokyo2016に行ってきました(後編)

というわけで後編です。

続けて撮ったりお話ししたりして見ていった展示を紹介していきます。

まだ前編を見ていない方はこちらからご覧いただけます↓

MakerFaireTokyo2016に行ってきました(前編) - Cafe'Tec Yagiyu

 

◯宙に浮く傘

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 傘を自立飛行型ロボットにして、歩行者についてきてくれるというものです。画像計測と慣性センサからの信号をもとに制御するそうです。傘を多段型にして、隙間から空気をとりこんで浮力を得るという工夫もされています。傘を持ってたらよく手が重くなってしまうので、確立したらぜひ使いたいロボットですね。

出展者は安川真輔さん。 https://sites.google.com/site/umbrellarobot/

 

◯ロボットの自動演奏

ロボットが畳の上でドラムを叩いたりタンバリンを振ったり。自動演奏は夢がありますね。ドラムは腕の移動が大きいので制御がけっこう難しいと思います。HPを拝見したところ、ロボットの名前はこさんくん1号とこさんくん2号(?)のようです。

出展者は日本畳楽器製造 with 自動演奏ロボットさん。

http://www.asahi-net.or.jp/~hb9t-ktd/music/Japan/Research/Robot/tatami.html

 

テスラコイル

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人工の雷を発生させることで有名なテスラコイル。実演は見られませんでしたが、その大きさからもダイナミックな放電の様子が思い浮かべられます。(会場でパンパンと破裂音が聞こえてきてたのはこれかな...)

出展者は高エネルギー技術研究室さん。 https://htlab.net

 

酵母の仕事具合監視装置

 

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f:id:yagiyu-tec:20160809191836j:plain発酵の様子を数値で測定して監視することで、酵母の仕事の様子を見る手間を省くというもの。装置を発酵槽の中に入れて、ホールセンサを使った比重計と温度計で測定し、サーバーに数値として記録するそうです。現在は比重計と温度センサが別々の容器にありますが、将来的には一体型にするようです。研究ノートやグラフ、図を出してわかりやすく説明してくださいました。

出展者はjmz Makerさん。 https://twitter.com/jmz

 

◯扇風琴

youtu.be

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演奏の様子は撮っていませんでしたので、YouTubeに上がっていた動画を。cdsセンサーで受けた光に応じて電圧を変化させて、出力する音を変化させる仕組みになっているらしいです。扇風機の羽を画像のように色と黒に分けて配置し、回転の速度の変化で光量が変化する。けっこう様になりますね(笑)面白い発想だと思います。

和田永さんを中心とする出展グループのエレクトロニコス・ファンタスティコス!さんは他にもたくさんのオリジナル楽器を生み出しているようです。ホームページを訪れると新しい発見がありそうです。

出展者は和田永「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」さん。

http://www.toppingeast.com/program/1322/

 

MIDIオルゴール

MIDIで演奏するオルゴール、CANADEON(カナデオン)。私が見たときは黒うさPの千本桜を演奏していました。動作を見ると、爪を引いて演奏しているようだったので、ソレノイドを用いているのかなと思ったら、やっぱりそうでした。オルゴールで自分で考えた音楽を自由に演奏できるのは楽しそうです。音階が70〜80あるそうなので、かなり幅のある音を生み出せそうな感じがします。

出展者は株式会社スリックさん。 http://www.canadeon.jp/index.html

 

◯木の歯車で作る機構作品

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(一応よく見える顔にモザイク処理をしています。)

木の歯車を組み合わせて作られた作品。ロボットアームやショベルカー、クレーン車などなど。驚くべきことに、CADを使わず、CNCも使わずに電動糸鋸やボール盤で試作に試作をくり返して製作されているそうです。それにしては、どれも精巧に作られているものばかりで、その仕上がりの美しさに感動してもしきれません。その上電気を使わずに手動で動かすことができるんですから、すごいの一言では表せません。ニコニコ動画にもYouTubeにも動画が上がっているので、ぜひ一度見てみてください。

出展者は木の歯車工房さん。 https://www.youtube.com/user/kinohaguruma

 

◯The Art of the 3D Printed Book

 

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3Dプリンターレリーフのように出力された作品を本のような形に組み立てたもの。インターネットでダウンロードできる作品やシカゴ美術館で収蔵されている作品を元にしているものもあるそうです。ダウンロードは Orihon 3D Printed Book | Tom Burtonwood から。素晴らしいインテリアになりそうな作品です。

出展者はTom Burtonwoodさん。 http://tomburtonwood.com

 

◯自作チップマウンタ&自作リフローオーブン

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プリント基板に部品を実装するときに必要なこのふたつ。なんと自作してしまったそうです。チップマウンタはCNCと同じような作りっぽい。リフローオーブンは、はたから見ればそのまんまオーブン。出展グループであるみんなのラボさんでは実際にこれで作品を作っているようです。制作費は15000円程度。いずれ作ってみたいです。

出展者はみんなのラボさん。 http://www.wakanyan.net

 

◯実寸にあったものを出力できる3Dプリンター

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 テーブルを液晶画面にし、そこに手書きで出力するものを入力して3Dプリンターで出力できるというもの。CADを使う手間が省けるため、さっとものを作ってしまいたいときに便利ですね。将来的に商品化されそうな作品です。

出展者は明治大学宮下研究所さん。 http://miyashita.com

 

◯卓上真空成型機

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台の上に対象物とプラスチックシートを置いて動作させると、簡単にトレイやパッケージなど、さまざまなものの製作に使える製品。CADを使う必要がないので、製作のプロセスが非常に容易そうです。特許も取得されているようです。

出展者は株式会社ラヤマパックさん。 http://www.rayama.co.jp/index.htm

 

◯玉乗りロボット

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9軸センサで傾きを感知して電流センサ、エンコーダ付きモーターで正確な制御をして玉の上で平衡状態を保つロボット。まるで倒れそうな様子を見せないのがすごいです。他にも5本指のロボットアームや動くマニュアルトランスミッションの模型、研究発表会などでベルを鳴らしてくれるだけの機械も展示していました。

出展者は東工大ロボット技術研究会。 http://titech-ssr.blog.jp

 

 

 

◯買ったグッズ

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上から、Make:Tシャツ(2500円)、MFTポスター(300円)、MFTクリアファイル(500円程度だったような)。TシャツはネイビーでMサイズは最後の一品でした。なんか得した気分です(笑)

 

 

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会場を出るのは14:00ごろの予定でしたが、実際は15:30頃になっていました。それでもまだまだ見足りなかったです。やはりMFTは泊りがけで行かなければいけないと実感しました。

 

会場を出たあとは、秋葉原に行ってきました。秋葉原に行ったのは2回目ですが、やはり駅周辺は迷いましたね。アニメイトで弟へのお土産を購入したあと、秋月電子千石電商に行ってきました。最近作った基板に実装する部品を購入しました。

そのあとは東京の友達と合流して少し遊び、サイゼリアで晩ごはんを食べました。とても美味しかったです。

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家に着いたのは翌日の1時半頃でした。すぐに眠れると思いましたが、まだ興奮が冷めきっていなかったのか、意外となかなか寝付けることができませんでした。

 

 

今回のMakerFaireTokyoは見ることができなかった作品も多かったですが、ネットで知ったMakerさんとお話ししたり、貴重な作品のお話しを聞いたりと、とても楽しく、いい刺激になりました。この経験を活かして、今後も作品づくりや研究を進めていき、いつか、自分の作品も出展できるようになりたいです。

 

加えて、今回MFTに出展した皆様、本当にお疲れ様でした。本当に素晴らしい作品を見せていただきました。とても楽しく、あっという間の時間でした。私とお話ししてくださった方々も、失礼な点もあったかと思いますが、快く対応していただいてありがとうございました。

 

それでは、次回の更新まで。